目次
案内人の紹介
えめ
野菜が体にいいことを実感。
キャベツの煮物がお気に入り。
らる
えめにつられて野菜好きに。
ブロッコリー大好き。
うか
上品なお姉さん。
その正体は、ウカノミタマ。
いな
陽気なお姉さん。
その正体は、お稲荷さん。
村人
しっかり者の村人さん。
名前は、スクナ。
村人
どこか抜けてる村人さん。
名前は、スサノ。
武雄神社の紹介
武雄神社とは
今回は愛知県武豊町の武雄神社を紹介します。
えめ
武雄神社の主祭神は、須佐之男命。
らる
オッス!
スサノオ
スサノオといえば、ヤマタノオロチ退治で有名やな。
いな
そうね。
うか
日本神話?
何それ。おいしいの?
そんな方でも、
「ヤマタノオロチ退治」は聞いたことがあるのでは。
えめ
確か、オロチの尻尾から剣が出たんやよな?
いな
草薙の剣ね。
うか
草薙の剣は、三種の神器の一つ。
らる
後にヤマトタケルノミコトの窮地を救います。
えめ
草を薙ぎ払って、燃える草原から脱出したよ。
ヤマトタケル
大活躍のスサノオ。
らる
ふふん。
スサノオ
完全無欠のヒーロー!
と言いたいところですが。
えめ
実はそうでもありません。
らる
え?
スサノオ
高天原では、神様とは思えないやんちゃっぷりを発揮。
えめ
アマテラス様の田んぼの畦を壊したり。
いな
田んぼの溝を埋めたり。
うか
神殿に○○○、まき散らしたりなー。
いな
高天原の神様方を散々困らせます。
らる
あのバカモノ・・・。
アマテラス
最初は、スサノオをかばっていたアマテラス。
えめ
すまぬ。
大目に見てやってくれ。
アマテラス
しかし、スサノオのいたずらが過ぎて・・・
らる
機織の娘さんが一人亡くなってしまいました。
えめ
しまったぁー!
スサノオ
われがアヤツを甘やかしたばっかりに・・・。
アマテラス
アマテラス。
天岩戸に引きこもりです。
らる
そしたら世界が真っ暗になってしもうて。
いな
神様方、大騒ぎ。
うか
アマテラスを岩戸から引き出すために頑張ります。
えめ
ウズメは、派手に踊ってアマテラス様の気を引いてくれ。
オモイカネ
まかせてよ。
アメノウズメ
作戦は成功。
アマテラス、岩戸から誘い出されてしまいました。
らる
しかし、スサノオ。
えめ
高天原から追放!
タカギ
カムムスビ
オモイカネ
ウズメ
・・・。
スサノオ
ありゃりゃ。
うか
いな
ですが、その追放があってこそのヤマタノオロチ退治。
えめ
結果オーライということで。
らる
武雄神社地図
武雄神社は、武豊町の町名の由来ともなった神社です。
えめ
かつて武豊町は、長尾村と大足村という2つの村でした。
らる
それが、あるとき。
えめ
2つの村、合併してね。
お役人
1つの村にするだか。
村人
村人
そうすると問題になるのが。
らる
村の名前どうすんべ?
村人
村人
2つの村の皆さん、集まって話し合います。
えめ
村の氏神様の頭文字。
村人
いただくべか。
村人
長尾村からは、武雄神社の「武」。
らる
大足村からは、豊石神社の「豊」。
えめ
合わせて「武豊」だな。
村人
武豊村の誕生だよ。
村人
そんな地元の皆さんから親しまれている武雄神社。
らる
さっそく参拝ね。
うか
いな
武雄神社参拝
鳥居をくぐりましょう
鳥居は、神様のいらっしゃる神聖な場所への入り口。
うか
だから一礼して、くぐらなあかんでな。
いな
なんて素通りしてしまうと。
らる
フッ・・・。
スサノオ
神様に鼻で笑われてしまうかもしれません。
えめ
初めての参拝なら、最初の鳥居をくぐったら自己紹介もせんとな。
いな
自己紹介?
村人
村人
そうやで。
いな
名前だけでいいだか?
村人
どこに住んでいるのかも、お伝えしなければね。
うか
住所を知っていれば、
神様も楽に、その人の所に行けるからな。
いな
なるほど、神様の手間を省くってことだか。
村人
そうすれば、お願い事も叶いやすくなるかもな。
村人
ちなみに、自己紹介は心の中で言えばいいそうです。
らる
手水で手と口を清めます
どうするべ。
村人
なにが?
村人
おら、手水なんて使ったことないだよ。
村人
手水の作法、知らないだか。
村人
知るわけねえべ。
村人
それなら、この機会に覚えてしまいましょうか。
うか
ほな、手水の使い方確認な。
いな
① まず右手で柄杓を持って、
② 手水舎から水をくみます。
らる
③ そして、その水を左手にかけて清めたら、
えめ
④ 左手に柄杓を持ちかえて、
⑤ 右手に水をかけて清めます。
らる
⑥ もう一度、右手に柄杓を持ちかえて、
⑦ 左の手のひらに水をためて、その水を口に含みます。
えめ
⑧ 口に含んだ水は
「手水舎の外側」
に静かに吐き出しましょう。
らる
水盤の中じゃないよ?
ツクヨミ
⑨ それから、左手に水をかけて清めます。
えめ
⑩ 最後に柄杓を傾けて。
らる
残った水を柄杓の持ち手にかけて洗ってね。
ミズハノメ
柄杓は元の場所へ。
ククリヒメ
レッツ チャレンジ。
ツクヨミ
スサノオ
アマテラス
菅原道真
手順多すぎだべ。
村人
兄さん、実際やってみると簡単やで。
いな
よくわからんだよ。
村人
なんて方は、
伊勢神宮さん公式サイトへ。
うか
画像と動画で、わかりやすく教えてくれるよ。
道真さん
さっそく見てみるべ。
村人
だな。
村人
参拝しましょう
よし、神様にご挨拶だ。
村人
参拝するだよ。
村人
兄さん方、参道の真ん中は、なるたけ歩かんでな。
いな
え、なしてだ?
村人
村人
参道の真ん中は、神様がお通りになるからよ。
うか
神様が?
村人
そうやよ。
いな
だから真ん中を歩くのは、できるだけ避けましょうね。
うか
わかっただ。
村人
あれ、それじゃあ。
村人
どうした?
いな
神様にご挨拶するときにも、真ん中に立たないほうがいいべか?
村人
拝礼するときね。
うか
その時は、真ん中に立っても構わんぞ。
スサノオ
いいだか。
村人
村人
それじゃあ、お賽銭入れましょうか。
うか
おっし。
村人
うりゃあ!
村人
って、ちょっと待ちいや。
いな
ん?
村人
お賽銭、投げ入れたらダメやんか。
いな
あれ?
村人
お賽銭は、神様へのお礼。
えめ
願いがかなったとき、日々の平穏を感謝するときに神様に捧げる金銭です。
らる
お賽銭は、神様へお願いするとき、お礼をするときの真心の表現よ。
うか
だから、丁寧に入れなあかんでな。
いな
これから気をつけるだよ。
村人
それでは、拝礼です。
えめ
おっと。
村人
どうしただ?
村人
おめえ、拝礼の仕方知ってるだか?
村人
もちろんだよ。
村人
なら、教えてくれ。
村人
よし。
村人
それじゃあ、拝礼の手順を確認な。
いな
① まずは背筋をピンと伸ばして、
スサノオ
② 90度に腰を折って頭を下げます。
らる
③ 背筋を伸ばしてから、
もう一度頭を下げてね。
アマテラス
ここまでが、「2拝」だよ。
ツクヨミ
④ それから、両手を胸の高さに持ってきて、
ヤマトタケル
⑤「パン、パン」と2回打ち鳴らしてね。
(2拍手)
トヨウケヒメ
⑥ 両手を合わせたまま、いろいろお話してな。
オオヤマツミ
願掛けも、この時にね。
ククリヒメ
⑦ お話が終わったら、
腰を折って頭を下げます。
(1拝)
らる
以上が拝礼の手順だよ。
菅原道真
どうだ、わかっただか?
村人
バッチリだ。
村人
よし、さっそくやってみな。
村人
おっし。
村人
まずは、2回お辞儀をして。
村人
お辞儀をして?
村人
お辞儀をして・・・。
村人
どうするんだっけ?
村人
おい。
村人
そんな人は、伊勢神宮さんのサイトへ。
オオモノヌシ
動画と画像で、分かりやすく教えてくれるよ。
カグツチ
本殿の主祭神は、スサノオ。
えめ
厄払いの神様であり、勝負ごとの神様です。
らる
うっす!
スサノオ
スサノオ様のエピソード、少し見てみよか。
うか
いな
黄泉国から帰ってきたイザナギ。
ふー。
イザナギ
体、清めなきゃな・・・。
イザナギ
ということで。
鼻を清めて、生まれたのがスサノオです。
一緒に誕生したアマテラスとツクヨミ。
3人合わせて三貴子なんて呼ばれます。
多くの子を、生んで生んで。
イザナギ
最後に、3人の尊い子を得られた。
イザナギ
アマテラスは、高天原。
イザナギ
任せてよ。
アマテラス
ツクヨミは、夜の国。
イザナギ
わかりました。
ツクヨミ
スサノオは、海原な。
イザナギ
うっす!
スサノオ
それぞれの統治を任された3人。
しっかり働くよ。
アマテラス
ツクヨミ
2人は期待通りの活躍です。
しかし、スサノオ。
・・・。
イザナギ
うわあぁぁん。
スサノオ
なぜか泣いてばかり。
あまりにも激しく泣くので・・・。
山の木が枯れおった!
オオヤマツミ
海の水が干上がりおる。
ワタツミ
邪神が騒いでうるさい!
ナキサワメ
災害が起こりまくりです。
スサノオ。
イザナギ
うわあぁぁん。
スサノオ
おい、スサノオ。
イザナギ
うわあぁぁん。
スサノオ
こら、スサノオ!
イザナギ
へ?
スサノオ
・・・。
イザナギ
あっ 父ちゃん。
スサノオ
久しぶり。
スサノオ
久しぶりじゃないよ。
イザナギ
お前に任せた海原はどうなっておるんだ?
イザナギ
・・・。
スサノオ
なんで泣いてばかりなの。
イザナギ
・・・。
スサノオ
黙ってちゃ、わからんぞ?
イザナギ
俺・・・。
スサノオ
ん?
イザナギ
母ちゃんの国に行きたい。
スサノオ
は?
イザナギ
母ちゃんの国、根の堅州国に行きたいんだ。
スサノオ
母ちゃんって・・・。
イザナギ
まさかイザナミのことか?
イザナギ
・・・。
スサノオ
いや、お前・・・。
イザナギ
オレが体を清めたとき、生まれたんだから。
イザナギ
・・・。
スサノオ
オレが母親ってことになるんだがな。
イザナギ
・・・。
スサノオ
それはともかく。
イザナギ
根の堅州国に行ってどうするんだ?
イザナギ
・・・。
スサノオ
あれは、お前が行くべき場所じゃないぞ。
イザナギ
・・・。
スサノオ
泣いてばかりいないで、
これからは・・。
イザナギ
母ちゃんの国に行きたい。
スサノオ
・・・。
イザナギ
根の堅洲国に行きたい!
スサノオ
・・・。
イザナギ
根の堅洲国に行きたい!
スサノオ
なら、この国から出ていきなさい。
イザナギ
イザナギ、呆れて追放してしまいました。
こんな感じで、始めはダメダメだったスサノオ。
えめ
後に、ヤマタノオロチを退治します。
らる
そして草薙の剣をゲット。
うか
アマテラス様に、献上したんよな。
いな
やるじゃないか。
イザナギ
へへっ。
スサノオ
ヤマタノオロチ退治のお話は、武雄神社あれこれにて。
らる
東脇宮には、天照大御神。
えめ
よろしくね。
アマテラス
高天原を代表する神様で、皇祖神です。
らる
こうそしん?
村人
皇祖神とは、皇室の祖とされる神。
うか
天皇家のご先祖様やよ。
いな
アマテラスと言えば、 天岩戸の神隠れで有名です。
えめ
スサノオ様の悪ふざけで、機織りの娘さんが亡くなって。
うか
アマテラス様、岩戸に閉じこもっちゃったんやよな。
いな
あれね、スサノオとの誓約が事の始まりなのよ。
アマテラス
うけい?
村人
村人
誓約は、占いの一種。
えめ
ある事柄について、
・AならばBとなる。
・CならばDとなる。
と初めに宣言して占います。
らる
は?
村人
例えば、天気を占うなら。
えめ
下駄が上を向いたら晴れ!
アマテラス
下駄が下を向いたら雨な。
スサノオ
と、初めに宣言して占います。
らる
それでは、アマテラス様とスサノオ様の誓約の話。
うか
さっそく、見てみよか。
いな
根の堅洲国に行きたい!
スサノオ
・・・。
イザナギ
根の堅洲国に行きたい!
スサノオ
なら、この国から出ていきなさい。
イザナギ
そんな感じで、追放されたスサノオ。
よっし!
スサノオ
全くめげておりません。
母ちゃんの国に行くぞ!
スサノオ
行く気満々です。
おっと、その前に。
スサノオ
姉ちゃんに報告だな。
スサノオ
ということで、高天原へ。
高天原。
なっなんだ?
アマテラス
アマテラスっ。
ウズメ
おいおい。
タカギ
こっちに来るわね。
カムムスビ
高天原の皆さん、大騒ぎです。
見れば遠くから。
スサノオ!
アマテラス
満面の笑みで、駆けてくる弟の姿。
あやつ・・・。
アマテラス
高天原を乗っ取る気だな!
アマテラス
違います。
違うのですが、アマテラス。
完全武装でスサノオを迎えます。
さて、スサノオ。
姉ちゃん・・・。
スサノオ
アマテラスの姿にびっくり。
・・・。
アマテラス
・・・。
スサノオ
・・・。
アマテラス
あ、そうか。
スサノオ
コスプレだな、姉ちゃん。
スサノオ
違うわ!
アマテラス
違ったか。
スサノオ
スサノオ。
アマテラス
ん?
スサノオ
なぜ高天原にやって来た。
アマテラス
ああ、それはな・・・。
スサノオ
この高天原を。
アマテラス
乗っ取りに来たのであろう!
アマテラス
えっ!
スサノオ
そんな気ないぞ、姉ちゃん。
スサノオ
嘘こけ。
アマテラス
嘘じゃないって。
スサノオ
・・・。
アマテラス
ホントだってば。
スサノオ
よし、わかった。
アマテラス
それなら証明してみよ。
アマテラス
は?
スサノオ
お前の心が清いことを示せ。
アマテラス
疑い深けーなぁ。
スサノオ
やかましいわ。
アマテラス
んー証明かぁ。
スサノオ
・・・。
スサノオ
よし。
スサノオ
じゃあ、占いで証明するよ。
スサノオ
占い?
アマテラス
おう。
スサノオ
誓約の宣言をしてから。
スサノオ
姉ちゃんの持ち物と、オレの持ち物を交換。
スサノオ
神の子を誕生させるのさ。
スサノオ
生まれる子供で占うわけか。
アマテラス
そのとおり。
スサノオ
ということで。
さっそく互いの持ち物を交換です。
お前の持っている剣をよこしなさい。
アマテラス
ほいきた。
スサノオ
スサノオから剣を受け取ったアマテラス。
ほいせっ。
アマテラス
と3つに折って、井戸の水で清めると。
バリバリ噛み砕いて。
ぷー
アマテラス
と吹き出した霧の中から。
女の子だな。
アマテラス
3人の女神が誕生しました。
さすが姉ちゃん。
スサノオ
お前はどうする?
アマテラス
姉ちゃんの頭と腕にある珠をくれ。
スサノオ
受け取ったスサノオ。
井戸の水で清めて、口でバリバリ。
ぷー
スサノオ
と吹き出した霧の中から。
男の子か。
スサノオ
5人の男の神様が誕生します。
生まれた5人の男の子。
アマテラス
私の持ち物から誕生したから、私の子だな?
アマテラス
おう、そうだな。
スサノオ
先に生まれた女の子3人。
アマテラス
お前の剣から誕生したから、お前の子ということになる。
アマテラス
そうなるな。
スサノオ
そこで、はたと気づくスサノオ。
誓約の宣言してなかったわ。
スサノオ
そのとおり。
誓約は前もって、
我の持つ珠から男の子が生まれたなら、我の勝ちな?
アマテラス
てな感じに、決めておくもの。
しかし今回は。
すっかり、忘れてたや。
スサノオ
きっと、慌てていたのでしょう。
これはチャンス!
強引に押し通すべし。
スサノオ
ということで。
これで、俺の心が清いことが証明されたな!
スサノオ
は?
アマテラス
俺の剣から生まれた子は優しい女の子ばかり。
スサノオ
なら、俺の心も清いということになるな?
スサノオ
なるか?
アマテラス
なる!
スサノオ
ということで、この勝負。
スサノオ
俺の勝ち!
スサノオ
あれ・・・?
アマテラス
と、こんな感じで。
らる
誓約はスサノオの勝利。
えめ
それがいけなかったわ。
アマテラス
アマテラスに勝って調子に乗ったスサノオ。
えめ
高天原で悪ふざけのし放題。
らる
アマテラス様の田んぼの畦を壊したり。
うか
いえーい。
スサノオ
溝を埋めたりな。
いな
埋め埋め。
スサノオ
アマテラスー。
アイツなんとかしてよー。
ウズメ
まあ、あの子なりの考えがあってのことだろうよ。
アマテラス
スサノオをかばっていたアマテラスでしたが。
らる
いたずらが過ぎて。
うか
機織りしてた女の子が、亡くなったんやよなぁ。
いな
我のせいだ。
アマテラス
アマテラス、天岩戸に閉じこもってしまいました。
えめ
高天原の神様方、大慌て。
らる
世界が真っ暗だ!
タカギ
カムムスビ
オモイカネ
ウズメ
作戦会議!
オモイカネ
ウズメは派手に踊ってくれ。
オモイカネ
了解。
ウズメ
イシコリドメは鏡を・・。
オモイカネ
で、作戦は成功して。
いな
アマテラス様、天岩戸から出ていらしたのよね。
うか
一方、スサノオ。
えめ
追放!
タカギ
カムムスビ
オモイカネ
ウズメ
・・・。
スサノオ
高天原から追放です。
らる
あちゃあー。
うか
いな
古事記の中で、アマテラスやスサノオは多く語られます。
えめ
しかし、ツクヨミの出番はちょっとしかありません。
らる
見えないとこで活躍していらっしゃるんやろな。
いな
そうなの? 兄ちゃん。
スサノオ
お前の兄ちゃんは、陰で頑張っているのさ。
ツクヨミ
そんなツクヨミですが、日本書紀の一書の中で。
えめ
とんでもない事をやらかします。
らる
えっ?
ツクヨミ
とんでもない事って、何やろな。
いな
日本書紀の中の、そのお話。
うか
さっそく見てみるだ。
村人
村人
ある日、高天原にて。
葦原中国に、ウケモチという神がいるそうだ。
アマテラス
ウケモチ?
ツクヨミ
そう、ウケモチ。
アマテラス
ウケモチさんって、どんな神様なの?
ツクヨミ
わからん。
アマテラス
あら。
ツクヨミ
そこでだツクヨミ。
ちょこっと様子を見に行ってくれないか。
アマテラス
お安い御用さ。
ツクヨミ
ツクヨミ、ウケモチのもとへ。
ようこそ、ツクヨミ様。
ウケモチ
ウケモチ、ツクヨミを迎えておもてなし。
しばらくお待ち下さいね。
ウケモチ
爽やかな笑顔でそう言うと。
意識を集中。
むん・・・。
ウケモチ
お?
ツクヨミ
むむむぅ・・・。
ウケモチ
いったい何を・・・。
ツクヨミ
ふぅぅぅ・・・。
ウケモチ
・・・。
ツクヨミ
よし!
ウケモチ
くるんと首を回して、陸を向くと
ウケモチ
!
ツクヨミ
口から、ご飯がキラキラと。
もういっちょ!
ウケモチ
くるんと首を回して、海を向くと。
ウケモチ
!!
ツクヨミ
口から、お魚さんがキラキラと。
さらに、さらに!
ウケモチ
くるんと首を回して、山を向くと
ウケモチ
!!!
ツクヨミ
口から、山の獣がキラキラと。
ウケモチ
キラキラと・・・。
・・・。
ツクヨミ
それらを机に積み上げたウケモチ。
どうぞ。
ウケモチ
とても、いい笑顔。
・・・。
ツクヨミ
?
ウケモチ
・・・。
ツクヨミ
あれ?
ウケモチ
・・・。
ツクヨミ
ツクヨミ様?
ウケモチ
口から出したものを・・・。
ツクヨミ
?
ウケモチ
口から出したものを食わせるだとぉ〜!!
ツクヨミ
ひゃっ。
ウケモチ
うが〜!!
ツクヨミ
きゃー。
ウケモチ
錯乱したツクヨミ。
剣でウケモチを斬り殺してしまいました。
はあ、はあ。
ツクヨミ
はあ、はあ。
ツクヨミ
ふぅー。
ツクヨミ
・・・。
ツクヨミ
・・・。
ツクヨミ
しまったぁー!
ツクヨミ
やってしまいました。
・・・。
ツクヨミ
どうしよ。
ツクヨミ
・・・。
ウケモチ
・・・。
ツクヨミ
とにかく姉さんに報告だ。
ツクヨミ
高天原へ帰ることにしました。
さて。
アマテラスのもとに戻ったツクヨミ。
姉さん、実は・・・。
ツクヨミ
かくかくしかじか。
それを聞いたアマテラス。
なっ!
アマテラス
なんてことしてくれたのだ!
アマテラス
うわっ・・・。
ツクヨミ
もう、そなたの顔など見たくないわ!
アマテラス
これがもとで、アマテラスとツクヨミ。
離れて暮らすようになったのだとか。
まさかツクヨミが、あのようなことをするとは・・・。
アマテラス
ウケモチ・・・。
アマテラス
ひょっとしたら、まだ息があるかも。
アマテラス
ということで。
ちょっと様子、見てきて。
アマテラス
は。
クマヒト
アマノクマヒトを向かわせます。
しかし、残念なことに。
・・・。
ウケモチ
ウケモチ。
やっぱり、亡くなっておりました。
かわいそうに・・・。
クマヒト
それはそれとして。
これは・・・。
クマヒト
ウケモチの頭に牛と馬が誕生しております。
額からは、粟。
眉からは、繭。
目から、稗。
お腹には、稲が生えています。
下半身には、麦と大豆と小豆。
ほう・・・。
クマヒト
とりあえず全部持って帰るか。
クマヒト
そうすることにしました。
さて、アマテラス。
クマヒトの持ち帰った品々を見て大喜び。
地上に住む人間たちの食べ物になるな。
アマテラス
粟、稗、麦、大豆、小豆は畑へ。
稲は、水田に植えて。
畑を管理する長を決めておこうか。
アマテラス
それがいいでしょう。
クマヒト
村長さんを任命して。
田んぼに植えた稲、秋になって大豊作。
繭からは糸をゲットです。
こうして養蚕の道が開かれたとか。
なんか、最後は
「めでたし、めでたし」
な感じになったけど。
いな
ツクヨミ様にとってはねぇ。
うか
・・・。
ツクヨミ
まあ、兄ちゃん。
元気だしなよ。
スサノオ
ちなみに、このお話。
えめ
似たような展開がスサノオにも起こります。
らる
は?
スサノオ
そっちは、古事記の方やでな。
いな
スサノオ様がオロチ退治をなさる少し前のお話よ。
うか
山之神社には、大山祗命。
えめ
山の神様です。
らる
よお。
オオヤマツミ
山の神様、春になると山から降りてくるだな。
村人
田の神様になって、豊作をもたらしてくれるだよ。
村人
秋には、また山に戻るんやよな。
いな
農民の皆さんの信仰ね。
うか
猟師さんにとっては、獲物をくださる神様。
えめ
木樵の皆さんにとっては、木々を与えてくださる神様です。
らる
農耕を始める前の大昔は、山から食べ物ゲットしていたやろしな。
いな
山の恩恵にあずかることが多かったでしょうね。
うか
古代の日本人は、心から山に感謝しておったぞ。
オオヤマツミ
全国のオオヤマツミを祀る神社の総本社は、愛媛県 大三島の大山祇神社です。
えめ
大三島周辺の海は、昔から船の行き来が盛んでの。
オオヤマツミ
それで、儂は海の神としても知られるようになったんじゃ。
オオヤマツミ
ちなみにオオヤマツミ様は、
別名「和多志大神」。
うか
「わた」は海の古語やよ。
いな
祠峯社には、豊受姫命。
えめ
食物、穀物を司る女神です。
らる
神宮の外宮で、アマテラスの食事のお世話をしているわ。
トヨウケビメ
たしか、アマテラス様に呼ばれたんやよな。
いな
一人で食するのも、それはそれでいいのだが。
アマテラス
誰かが側にいてくれると、なおいい。
アマテラス
なるほど。
雄略天皇
そこでだ、雄略。
そなたに頼みがある。
アマテラス
何でございましょう。
雄略天皇
丹波国にトヨウケヒメという神が居る。
アマテラス
トヨウケヒメ。
雄略天皇
そのトヨウケヒメを、近くに呼び寄せてほしいのだ。
アマテラス
そうすれば、われも安心して食事ができるでな。
アマテラス
お任せください。
雄略天皇
そんなトヨウケビメには、次のような話があるのよ。
うか
ある日、丹後半島の山頂の泉にて。
天女が、気持ちよく水浴びをしていると。
おっ。
老人
老女
現れた老夫婦。
隠したれ。
老人
老女
1人の天女の衣装を隠してしまいました。
衣を隠された天女さん。
衣がないと帰れない。
天女
返してくださいな。
天女
それはできぬな。
老人
ワシらの娘になるのじゃ。
老女
それから10年もの間。
天女は老夫婦の娘として暮らします。
・・・。
天女
万病に効く酒を作り、機織りを教えて。
その結果、老夫婦は大金持ち。
うはっは。
老人
老女
そんなある日のこと。
お前は、ワシらの娘じゃない。
老人
老女
は?
天女
天女さんを追い出してしまいました。
老夫婦の仕打ち、意味不明です。
どうしよう・・・。
天女
住む家、無くなっちゃった。
天女
天女さん、てくてくと彷徨って。
ここだわ!
天女
舟木の里にたどりつきました。
ここで暮らそう!
天女
そうする事にしました。
姫さん、これ食べてや。
村人
おらたちの畑で取れたで、うめえぞ。
村人
いつも、ありがとう。
天女
村人さんらと仲良くなった天女さん。
豊宇賀能売命として祀られたとか。
このトヨウカノメが、
伊勢神宮 外宮に祀られるトヨウケビメなのだそうです。
らる
いつも、ありがとね。
アマテラス
どういたしまして。
トヨウケビメ
若宮社には、日本武命。
えめ
西国と東国を平定したことで知られています。
らる
うっす!
ヤマトタケル
まずは、西に向かったんやったな。
いな
九州のクマソタケル兄弟を討ったのよね。
うか
九州に行く前に、叔母のヤマトヒメを訪ねたよ。
ヤマトタケル
これを持っていきなさい。
ヤマトヒメ
叔母さんの衣装を?
ヤマトタケル
きっと役に立つわ。
ヤマトヒメ
まさか本当に役立つとは思わなかったな。
ヤマトタケル
ヤマトタケル、女装して敵の屋敷に潜入します。
えめ
お酒をおつぎしますわ。
ヤマトタケル
どんどん、つげやー。
クマソ兄
こっちも、つげやー。
クマソ弟
クマソ兄弟、すっかり騙されていたよ。
ヤマトタケル
ウソやぁ。
騙されるわけ無いやん。
いな
ねぇ。
うか
いやいや、あの頃の俺。
まだ少年だったし。
ヤマトタケル
女装しても、充分いけたぞ?
ヤマトタケル
・・・。
うか
いな
コスプレってやつだか?
村人
わかんね。
村人
出雲国では、出雲タケルをやっつけます。
らる
あれ、ニセの剣を渡してチャンバラ誘ったんやったな。
いな
イチイガシで作った、力作の木刀だよ。
ヤマトタケル
いい刀、持ってるな。
ヤマトタケル
そうだろ?
出雲タケル
刀取り替えて、ちゃんばらしてみない?
ヤマトタケル
お。いいね。
出雲タケル
で、出雲タケルさん。
うか
抜けない刀に焦っているところを。
いな
俺がバッサリと。
ヤマトタケル
卑怯やなー。
いな
ホントねー。
うか
・・・。
ヤマトタケル
さて、西の平定を終わって戻ってきたヤマトタケル。
えめ
休む間もなく。
らる
今度は東の平定ね。
景行天皇
クマソの平定、父さんに褒めてほしかったのになぁ。
ヤマトタケル
どうも避けられていたようなんだ。
ヤマトタケル
それって。
いな
アレのせいよね。
うか
アレ?
村人
村人
実はヤマトタケル。
えめ
自分の兄を平然と黄泉送りにしてました。
らる
最近オオウスのやつ、顔を見せない。
景行天皇
お前が行って、ねんごろに諭してきなさい。
景行天皇
おまかせを。
ヤマトタケル
兄さんを、ねんごろに諭しに来たよ。
ヤマトタケル
ちょっ・・・
ちょっと待て。
オオウス
じゃあね。兄さん。
ヤマトタケル
うわああぁ。
オオウス
オオウスの奴、まだ顔を見せないが。
景行天皇
父さんの言う通り、ねんごろに諭しましたよ。
ヤマトタケル
では、なぜ未だに顔を見せないのだ?
景行天皇
そりゃあ、黄泉国へ旅立ちましたから。
ヤマトタケル
は?
景行天皇
明け方に、兄さんをひっつかんで。
ヤマトタケル
手足をもいで捨てました。
ヤマトタケル
・・・。
景行天皇
これじゃあ。
うか
避けられて当然やよな。
いな
・・・。
ヤマトタケル
それ以来、ヤマトタケル。
えめ
コヤツは危険だ。
景行天皇
景行天皇から警戒されるように。
らる
そうだったんだ・・・。
ヤマトタケル
まあ、それはそれとして。
うか
東に向かう前に、またヤマトヒメの所に寄ったんやよな。
いな
ろくすっぽ兵士もつけてもらえず、今度は東の平定。
ヤマトタケル
父は私に死ねと言っているのでしょうか。
ヤマトタケル
・・・。
ヤマトヒメ
ついつい叔母さんに、泣き言を言っちゃったよ。
ヤマトタケル
そしたらヤマトヒメから贈り物やな。
いな
そうそう。
ヤマトタケル
これを持っていきなさい。
ヤマトヒメ
おお。
ヤマトタケル
草薙の剣よ。
ヤマトヒメ
知ってますよ。
ヤマトタケル
それと、これもね。
ヤマトヒメ
これは?
ヤマトタケル
開けてからのお楽しみ。
ヤマトヒメ
で、袋の中身は?
いな
火打ち石。
ヤマトタケル
相模の役人に騙されて、野に火を放たれた際。
えめ
ヤマトタケル、この火打ち石を使って向い火をつけます。
らる
まず草薙の剣で、周りの草を薙ぎ払って。
ヤマトタケル
向い火で野火の勢いを止めたんだ。
ヤマトタケル
おー。
うか
いな
そんなこんなで東を平定したヤマトタケル。
えめ
尾張国のミヤズヒメの元へ。
らる
実は、ミヤズヒメとは結婚の約束をしていたんだ。
ヤマトタケル
東の国を平定したら迎えに来るから。
ヤマトタケル
待ってますわ。
ミヤズヒメ
よっし!
ヤマトタケル
約束通り、迎えに来たよ。
ヤマトタケル
よくぞご無事で。
ミヤズヒメ
で、ミヤズヒメに草薙の剣あずけて。
うか
山の神様に喧嘩売りに行ったんやよな。
いな
あれが良くなかった。
ヤマトタケル
山に登っていると、激しく雹が降ってきてね。
ヤマトタケル
あれで意識が朦朧としちゃって。
ヤマトタケル
ヤマトタケル、伊吹山の神様に返り討ち。
えめ
休憩して少し回復したんだけど。
ヤマトタケル
ついに力尽きちゃった。
ヤマトタケル
死後は、八尋の白い千鳥になって飛んでいったのよね。
うか
大きな白い鳥。
かっこいーやんか。
いな
へへ。
ヤマトタケル
天神社には、菅原道真さん。
えめ
学問を志す皆さんの力強い味方です。
らる
よろしくね。
菅原道真
幼い頃から才能に満ちあふれていた道真さん。
えめ
その才能に溺れることなく学問を頑張ります。
らる
そして、学者としては異例の出世!
うか
だけど、それに嫉妬する人もおったんやよなぁ。
いな
もとは学者のくせに生意気だ。
貴族
貴族
いろいろ気にさわる道真を追いやってしまえ。
藤原時平
その方々の陰謀により、
道真さん、大宰府に左遷。
(901年)
えめ
左遷後、すぐに亡くなりました。(903年)
らる
・・・。
菅原道真
まったく、ひどい話よね!
うめ
ホントだよ。
松
道真さんの死後、都ではいろんな異変が起こります。
らる
道真さんを大宰府に追いやった時平さんが39歳の若さで病死したり。
えめ
・・・。
藤原時平
道真様に代わって右大臣になった源光さんなんか。
梅
泥沼に落っこちて、沈んじゃったよ。
松
さらには、清涼殿への落雷。
松
多くの犠牲者が出たそうよ。
うめ
道真様がお怒りだぁ。
なんて、道真様が怖がられたんだよな。
松
道真さんの怒りを鎮めようと、京都には北野天満宮。
えめ
大宰府には安楽寺天満宮が建てられます。
らる
安楽寺天満宮は、後の太宰府天満宮よ。
うめ
そんな道真さんへの恐れも、やがて薄れていきます。
えめ
一安心さ。
菅原道真
道真様は優れた学者だったし、詩人としても活躍したからね。
松
学問の神様として信仰されるようになったわ。
うめ
学問を志す、みんなを応援するよ。
菅原道真
白山社には、菊理姫命。
えめ
縁結びの神様です。
らる
こんにちは。
ククリヒメ
イザナギ様とイザナミ様を仲直りさせた神様やよな。
いな
黄泉比良坂でね。
うか
カグツチを生んで亡くなったイザナミを追って。
えめ
イザナギ、黄泉国へやって来ますが。
らる
変わり果てたイザナミ見て、びっくりさ。
イザナギ
何がびっくりさよ!
イザナミ
わっ。
イザナギ
あれほど姿を見ないでって言ったのに。
イザナミ
・・・。
イザナギ
なんで見たのよ!!
イザナミ
つい・・・。
イザナギ
ってな感じで言い争う二人。
えめ
その間を取り持ったのが。
らる
私よ。
ククリヒメ
ククリヒメの言葉を聞いたイザナギ様。
うか
おお!
イザナギ
ククリヒメを褒めたんやったな。
いな
それだけに、何をイザナギに言ったのか気になります。
えめ
だけど、
ククリヒメに関する事って。
うか
この一行だけなんやよな。
いな
是時菊理媛神亦有白事
このとき菊理媛神もまた、
申し上げられることがあった。
そんなククリヒメを祀る全国の白山神社の総本社は、白山比咩神社。
らる
白山比咩神社は白山を神体山としているわ。
ククリヒメ
しんたいさん?
村人
神が宿る山のことよ。
ククリヒメ
神様のいる山か。
村人
白山から流れ出る水は田畑を潤し。
えめ
「命をつなぐ親神様」として古代より信仰されました。
らる
おら達にとって。
村人
大切な神様だべな。
村人
奈良時代には泰澄というお坊さんが白山にやって来たわ。
ククリヒメ
以来、修業の場としての白山になったのよね。
うか
修行僧や山伏の皆さんが集まったんやな。
いな
そうよ。
ククリヒメ
やがて白山には修行僧や山伏だけでなく。
えめ
おら達、農民や。
村人
村人
山に憧れる都人まで。
都人
多くの人が登るようになりました。
らる
白山信仰と呼ばれているわ。
ククリヒメ
秋葉社には、火結乃命。
またの名をヒノカグツチ。
えめ
火の神様です。
らる
おっす!
ヒノカグツチ
火の神様だけに、めっちゃ熱かったんやろな。
いな
カグツチ生んで、大火傷よ。
イザナミ
それがもとで、イザナミ亡くなります。
えめ
イザナギ号泣です。
らる
イザナミー!
イザナギ
イザナギ様、どえらい大泣きしたんやろなぁ。
いな
その涙から、ナキサワメが誕生したわ。
うか
ちょっと父さん。
いつまで泣いてんのよ!
ナキサワメ
へ?
イザナギ
ちゃんと、母さんを埋めてあげなきゃダメじゃない!
ナキサワメ
お・・おう。
イザナギ
イザナミの遺体は比婆山に埋葬されますが。
らる
カグツチ・・・。
イザナギ
ん?
カグツチ
お前も黄泉国送りだ。
イザナギ
えっ?
カグツチ
どひゃー。
いな
剣で首を落とされたのよね。
うか
・・・。
カグツチ
誕生してすぐに、ひどい目に遭うカグツチですが。
えめ
防火の神様として、
昔から今に至るまで多くの信仰を集めています。
らる
元気にやってるよ。
カグツチ
金刀比羅社には、大物主神。
えめ
海の向こうやってきたよ。
オオモノヌシ
オオクニヌシの国造りを手伝った神様です。
らる
その話、見てみよか。
オオクニヌシ
何だ? あれ。
オオクニヌシ
ガガイモの実の殻に乗った小人さん。
そんな小人さんに、
こんにちは。
オオクニヌシ
とりあえず、声をかけてみますが。
・・・。
小人さん
・・・。
オオクニヌシ
・・・。
小人さん
あれ?
オオクニヌシ
小人さん、答えません。
俺の名はオオクニヌシ。
オオクニヌシ
君の名も教えてほしいな。
オオクニヌシ
・・・。
小人さん
小人さん、やはり答えません。
ひょっとして話せない?
オオクニヌシ
・・・。
小人さん
この子が誰か知ってる人ー。
オオクニヌシ
家来に聞いてみますが。
誰でしょうなぁ。
家来
知りませぬ。
家来
誰も知りません。
うーん、どうしよう。
オオクニヌシ
・・・。
小人さん
そこへやってきたヒキガエルさん。
おお。
家来
オオクニヌシ
家来
さっそく、クエビコのもとへ。
この小人さん、カムムスビ様の御子でしたか。
家来
驚きましたな。
家来
カムムスビ様は、命の恩人だからなぁ。
オオクニヌシ
・・・。
小人さん
それじゃあ、カムムスビ様の所に行ってみようか。
オオクニヌシ
・・・。
スクナヒコナ
ということで、カムムスビのもとへ。
あらあら。
この子、たしかに私の子よ。
カムムスビ
私の指の間から落ちちゃったようね。
カムムスビ
カムムスビ。
高天原に3番目に現れた神様です。
「造化の三神」なんて呼ばれています。
スクナヒコナ。
カムムスビ
はいな。
スクナヒコナ
話せるじゃん。
オオクニヌシ
あなた、オオクニヌシを助けて国作りを行いなさい。
スクナヒコナ
まかせてよ。
スクナヒコナ
ということで兄貴。
スクナヒコナ
お、おう。
オオクニヌシ
国作り、頑張ろうな。
スクナヒコナ
そういう事になりました。
2人で力を合わせて国作り。
順調に進んでいたのですが、ある日のこと。
はぁ?
オオクニヌシ
スクナヒコナ、旅立ってしまいました。
常世国へ。
強力な助っ人を失ったオオクニヌシ。
一人で、どうやって国作りを進めればいいのさ・・・。
オオクニヌシ
そんな事を考えながら海岸を歩いていると。
海を照らしながら神様がやってきました。
お困りのようだね。
オオモノヌシ
は、はぁ・・。
オオクニヌシ
手伝おうか?
オオモノヌシ
え?
オオクニヌシ
もし私を祀ってくれるのなら、国作り手伝うよ?
オオモノヌシ
ぜひ!
オオクニヌシ
オオクニヌシのもとへ現れたオオモノヌシ。
えめ
オオクニヌシを助けて国作りを完成。
らる
約束通り、奈良県の三輪山に祀られたよ。
オオモノヌシ
それにしても。
うか
スクナヒコナっち風来坊やなぁ。
いな
へへ。
スクナヒコナ
国作りを手伝ったオオモノヌシ。
えめ
人間生活の守護神として信仰されています。
らる
ところで、
私の名前「大物主」。
オオモノヌシ
「大いなる物の主」ということで、全ての精霊を統べるという意味があるんだ。
オオモノヌシ
災いをなす精霊を鎮めてくれるんやな。
いな
厄除けのご神徳もあるのね。
うか
御井社
水の神ミズハノメは、紙漉きを伝えたと言われています。
えめ
紙漉きには、きれいな水が欠かせません。
らる
それで、ミズハノメ様と結びついたのやろなぁ。
いな
福井県の岡太神社に伝わるお話を見てみましょうか。
うか
昔々、山に囲まれたある村にて。
毎日、頑張って働いてるだのになぁ。
村人さん
ちっとも、暮らしが楽にならないだよ。
村人さん
なあ、お天道さまー。
村人さん
村人さん
そんな、ある日のこと。
村人さんらが、せっせと畑仕事をしていると。
近くの川岸に、静かに佇む女性。
誰だべ?
あのべっぴんさんは。
村人さん
知らん。
村人さん
お前、ちょっと聞いてきてみろや。
村人さん
オラがか?
村人さん
無理だよ。
お前が行きいよ。
村人さん
しかたねぇな。
村人さん
おっかなびっくり近寄る村人さん。
そんな村人さんに、女性は微笑みかけます。
この村は田畑が少なく、生活は苦しいですね。
女性
んだ。んだ。
村人さん
頑張って働いているだが、
ちっとも楽になんねぇべよ。
村人さん
村人の言葉を聞いた女性。
後ろを流れる川を振り返ると。
この川の水は、とてもきれいです。
女性
この綺麗な水を使って紙を漉いてはどうでしょう。
女性
きっといい紙を作ることができますよ。
女性
かみ?
村人さん
村人さん
村人の皆さん一斉に、はてなマーク。
紙なんて聞いたことがありません。
かみってなんだべ?
村人さん
勇気ある一人の村人さんが尋ねると、
紙とは、文字を書くときに使うものです。
女性
文字だか。
村人さん
都では、貴族たちが紙を欲しがっています。
女性
だから、とても良い値で売れるでしょう。
女性
おお・・・!
村人さん
村人さん
あなた達の生活が、きっと楽になりますよ。
女性
それを聞いた村人さん、やる気満々。
やるっぺさ!
村人さん
村人さん
さっそく、紙の作り方を教わります。
まずは、道具作り。
オラに任せろや!
村人さん
紙の原料となる植物を集めて。
いっぱい集めるだ。
村人さん
ついに和紙づくりに成功。
ひゃっほぅ。
村人さん
村人さん
村人の皆さん大喜び。
ぜひともお礼をしなきゃな!
村人さん
んだ。んだ。
村人さん
そういや、あの御方の名前なんて言うだ?
村人さん
知らねぇ。
お前知っているだか。
村人さん
いや、だからオラも知らねぇって。
村人さん
ということで。
さっそく名前を聞きに女性のもとへ。
姫さん、ありがとな。
村人さん
オラたちの暮らし、とても楽になっただよ。
村人さん
それは、よかった。
女性
でな、姫さんにお礼をしたいんだけど。
村人さん
オラ達、
姫さんの名前を知らん。
村人さん
教えてくれないだか?
村人さん
村人さん
一生懸命に感謝を伝えたい村人の皆さん。
女性は優しく微笑むと、
私はこの川上に住んでいるものです。
女性
それだけ応えて。
すーと消えてしまいました。
神様だったぺか!
村人さん
村人さん
超びっくり。
困っているオラたちを救ってくださったんだなぁ。
村人さん
だなぁ。
村人さん
姫さんに教わった紙づくり。
村人さん
子や孫たちに、
しっかり受け継いていくべ。
村人さん
心に誓います。
いつしか村人の皆さん、あの女性を、
川上御前さま。
村人さん
村人さん
と呼ぶようになり、大切に祀ったのだとか。
大峯山大権現
こちらには、大峯山大権現がお祀りされています。
えめ
大嶺講の皆さんを応援しているよ。
大峯山大権現
大嶺講は、大峰山で修行をする皆さんの集まり。
らる
奈良県の山上ヶ岳を登るのよ。
うか
山上ヶ岳は、大峰山脈に含まれる山の一つな。
いな
大嶺講では、皆が力を合わせて山に登ります。
えめ
先輩に助けられながらね。
うか
きびしい山登りの後は、おいしい食事やお酒。
らる
美味いやろなぁ。
いな
そうする中で、自然と感謝の気持が芽生えるよ。
大峯山大権現
そんな皆さんが登山前に参拝するのが、このお社だとか。
えめ
修行の無事を祈るそうです。
らる
ちなみに大嶺講に関係なく、みんな参拝しとるでー。
いな
大峯山大権現様、
そんな方々も優しく見守っていらっしゃるんでしょうね。
うか
もちろんだよ。
大峯山大権現
社務所に寄ってみます
長尾七宮社のお守りが勢揃い。
えめ
登山 林業関係。
オオヤマツミ
農業 家庭菜園。
トヨウケビメ
試合 大会。
ヤマトタケル
受験 生涯学習。
菅原道真
婚活 良縁。
ククリヒメ
消防関係 飲食店。
ヒノカグツチ
釣り 漁業関係。
オオモノヌシ
ミズハノメの御神水がほしい方も、こちらで初穂料を納めましょう。
らる
参拝の記念にどうぞ。
ミズハノメ
のんびりしましょう
御井社のお隣の御神木です。
えめ
こちらの柊、樹齢が100年を超えているそうです。
らる
武豊町の「大樹百選」にも登録されているよ。
菅原道真
柊は、古くから邪鬼の侵入を防ぐと言われているわ。
ミズハノメ
そのため、日本では庭木として利用されてきました。
えめ
家の庭に植えるときは、
・北東に柊、
・南西に南天
を植えると良いそうです。
らる
この柊も表鬼門(北東)の位置で武雄神社を邪鬼から守っているぞ。
スサノオ
御神木の木陰でのんびりしていってね。
トヨウケビメ
御神木パワーをゲットじゃな。
オオヤマツミ
クイズとおみくじ
ここでちょこっとクイズに挑戦です。
えめ
3問答えて、おみくじを引いてみましょう!
らる
クイズに挑戦!
What is A ?
- answer1
- answer2
- answer3
Next ▶
得点
おみくじ
再挑戦?
- はい
- いいえ
お疲れ様でした
次は「神社あれこれ」です
次は「神社あれこれ」です
武雄神社あれこれ
スサノオのヤマタノオロチ退治
高天原から追放!
タカギ
カムムスビ
オモイカネ
ウズメ
・・・。
スサノオ
機織り娘には、悪い事しちゃったなぁ。
スサノオ
姉ちゃんにも・・・。
スサノオ
おわっ!
スサノオ
こりゃあ、
しばらく会えないぞ。
スサノオ
・・・。
スサノオ
そう言えば、俺。
スサノオ
そもそも、根の堅州国に行くつもりだったんだよなぁ。
スサノオ
よしっ さっそく行くか!
スサノオ
・・・。
スサノオ
腹減った。
スサノオ
どこかで、飯・・・。
スサノオ
・・・。
スサノオ
オオゲツヒメがいたな。
スサノオ
ヒメー、飯くれよ。
スサノオ
あら、スサノオじゃない。
オオゲツヒメ
ちょっと、待ってて。
オオゲツヒメ
ヒメは食物の神だもんな。
スサノオ
きっと、美味いもん食わせてくれるぞ。
スサノオ
ヒメー、早くしてくれな。
スサノオ
わかってるわよ。
おとなしく待ってなさいな。
オオゲツヒメ
さあ、できたわよ。
たーんと召し上がれ。
オオゲツヒメ
おう!
ありがとな、ヒメ。
スサノオ
超うめー!
スサノオ
ヒメー、おかわり!
スサノオ
いい食べっぷりね。
オオゲツヒメ
ちょっと待ってて。
オオゲツヒメ
気合を入れて出してくるわ。
オオゲツヒメ
待ってるぜ!
スサノオ
・・・。
スサノオ
・・出してくる?
スサノオ
まあ、いいか。
スサノオ
食べるだけってのは、ヒメに悪いよな。
スサノオ
何か手伝うか。
スサノオ
ヒメー、手伝うことあるか?
スサノオ
あら。
オオゲツヒメ
スサノオは、ゆっくりしてていいのよ?
オオゲツヒメ
お客さんだしね。
オオゲツヒメ
んー。
さすがに食うだけってのは、ヒメに悪いからなぁ。
スサノオ
それじゃあ、お願いしようかしら。
オオゲツヒメ
材料、用意するわね。
オオゲツヒメ
おう!
スサノオ
むん!
オオゲツヒメ
お?
スサノオ
むむむぅ・・・。
オオゲツヒメ
・・・。
スサノオ
ふうぅぅ・・・。
オオゲツヒメ
よし!
オオゲツヒメ
!
スサノオ
せーのっ!
オオゲツヒメ
なっ!
スサノオ
食材が。
・・・。
スサノオ
おれ・・・。
スサノオ
あれ、食べちゃった。
スサノオ
食べちゃった・・・。
スサノオ
・・・。
スサノオ
・・・。
スサノオ
・・・。
スサノオ
うわーん。
スサノオ
ああ、ちょうどよかった。
スサノオ
助かったぜ。
スサノオ
・・・。
スサノオ
箸?
スサノオ
ってことは。
スサノオ
誰かいるってことだな!
スサノオ
おっ。
スサノオ
なんで、泣いとんだ?
スサノオ
そこの爺さん、婆さん。
スサノオ
おっと、
警戒させちゃったか?
スサノオ
よし、それなら。
スサノオ
俺の爽やかスマイルで。
スサノオ
にやっ
スサノオ
・・・。
スサノオ
あー、爺さんに婆さん。
スサノオ
俺、追放されてこんな身なりしとるけど。
スサノオ
怪しいもんじゃないぞ?
スサノオ
お前さん方を襲う気なら、声なんてかけないだろ。
スサノオ
お・・・笑った!
スサノオ
!!
スサノオ
?
娘さん
めっっちゃ、可愛いやんか!
スサノオ
うわー。
嫁に欲しいわ。
スサノオ
だけど、いきなり嫁になれってのもアレだしなぁ。
スサノオ
困ったなぁ。
なんて声かければ・・・。
スサノオ
こほん。
お爺さん
おっと。
スサノオ
あーすまない。
スサノオ
爺さん達は、この土地の者なのか?
スサノオ
そうですじゃ。
お爺さん
わしは、山の神オオヤマツミの子、アシナヅチ。
お爺さん
これは、妻のテナヅチじゃ。
アシナヅチ
テナヅチでございます。
テナヅチ
そして、この娘は、末っ子のクシナダヒメじゃ。
アシナヅチ
クシナダヒメと申します。
クシナダヒメ
そうか、よろしくな。
スサノオ
ところで、なんで爺さんたち泣いていたんだ?
スサノオ
わしらには、8人の娘がおったのじゃが。
アシナヅチ
この川の下流に住んどるヤマタノオロチ。
テナヅチ
アヤツが、わしらの娘を1人ずつ奪っていきおった。
アシナヅチ
残ったのは、このクシナダヒメただ1人。
テナヅチ
・・・。
クシナダヒメ
なのに・・この子も、もうすぐアヤツの腹ん中じゃ。
アシナヅチ
・・・。
アシナヅチ
テナヅチ
クシナダヒメ
・・・。
スサノオ
なあ、爺さん。
スサノオ
慰めは結構ですじゃ。
アシナヅチ
いや、そうじゃなくて。
スサノオ
?
アシナヅチ
俺がやっつけてやろうか?
スサノオ
・・・何をですじゃ?
アシナヅチ
その・・ヤマタノなんちゃらという奴だよ。
スサノオ
へ?
アシナヅチ
クシナダヒメ
テナヅチ
だから、そんな奴は俺が退治してやるって。
スサノオ
いや、いや。
アシナヅチ
あなた様は、ヤツを知らないからそんな事を言いなさる。
アシナヅチ
とても太刀打ちできるもんじゃないて。
アシナヅチ
ふーん。
スサノオ
じゃあ、そのヤマタノオロチって、どんな奴なのさ。
スサノオ
ヤツの目はホオズキのように真っ赤での。
アシナヅチ
一つの胴体に、頭と尻尾が8つづつ。
アシナヅチ
体がでかすぎて、苔やら杉、檜が生えとる始末じゃ。
アシナヅチ
そんなに凄い奴なのか?
スサノオ
そうじゃ・・・。
アシナヅチ
アヤツに敵うものなど、この国にはおらんとて。
アシナヅチ
じゃあ、そいつを倒したら。
スサノオ
その娘、俺が嫁にもらってもいいか?
スサノオ
は?
アシナヅチ
クシナダヒメ
テナヅチ
どうせこのままだと、オロチに食われちまうんだよな?
スサノオ
その娘さん。
スサノオ
・・・。
アシナヅチ
クシナダヒメ
テナヅチ
それなら、俺がヤマタノオロチをやっつける。
スサノオ
そして、その娘さんを嫁にもらうってのは。
スサノオ
悪い条件じゃないと思うぞ?
スサノオ
・・・。
アシナヅチ
クシナダヒメ
テナヅチ
そうじゃな。
アシナヅチ
もし、お前さんがヤマタノオロチを退治できたら。
アシナヅチ
このクシナダヒメを嫁にやろう。
アシナヅチ
・・・っ!
クシナダヒメ
よしっ!
スサノオ
じゃが、その前に。
アシナヅチ
その前に?
スサノオ
お前さん、何者じゃ?
アシナヅチ
おっと、そうだった。
スサノオ
まだ名乗ってなかったな。
スサノオ
俺はスサノオ。
スサノオ
高天原から来たとこさ。
スサノオ
高天原・・・
アシナヅチ
クシナダヒメ
テナヅチ
だから、この人自信満々なのか。
アシナヅチ
クシナダヒメ
テナヅチ
わかりました。
アシナヅチ
スサノオ様、娘をよろしくお願いします。
アシナヅチ
おう、まかせとけ!
スサノオ
まず、クシナダヒメ。
スサノオ
はい。
クシナダヒメ
お前を櫛に変えておく。
スサノオ
櫛ですか。
クシナダヒメ
そう。
スサノオ
櫛に変えて俺の頭に挿しとけば、お前を守れる。
スサノオ
はい。
クシナダヒメ
爺さんと婆さんは、強い酒を作ってくれ。
スサノオ
強いお酒?
アシナヅチ
テナヅチ
おう。
奴に飲ませて酔わせるのよ。
スサノオ
ほう。
アシナヅチ
テナヅチ
それと柵をめぐらして、8つの入口を設けておく。
スサノオ
8つの入口には、作った酒を置いてくれ。
スサノオ
わかりました。
アシナヅチ
テナヅチ
それじゃあ、頼んだぜ。
スサノオ
奴か。
スサノオ
・・・。
スサノオ
うお・・・。
スサノオ
でか!
スサノオ
爺さん、びびって大げさに言っているかと思ったけど。
スサノオ
本当だったな。
スサノオ
お?
オロチ
オロチ
オロチ
オロチ
酒だな。
オロチ
酒だぜ。
オロチ
酒だぞ。
オロチ
よっし。
スサノオ
後は、奴が酔いつぶれるのを待つだけ・・・。
スサノオ
って早いな、おい!
スサノオ
すかー。
オロチ
すぴー。
オロチ
ぐごー。
オロチ
奴ら下戸だったんかよ。
スサノオ
どりやぁー。
スサノオ
最後は、この尻尾ぉ!
スサノオ
うわっと。
スサノオ
・・・。
スサノオ
刃がかけちゃった。
スサノオ
尻尾に何か入っているのか?
スサノオ
おおっ。
スサノオ
すげー。
スサノオ
お! そうだ。
スサノオ
これ。
姉ちゃんに届ければ。
スサノオ
きっと姉ちゃん、喜ぶぞ。
スサノオ
よっし!
スサノオ
参考資料
このページの作成に、次の資料を参考にさせていただきました。
えめ
ありがとうございます。
らる
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